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留学のヒント
『留学のヒント』とは...

さまざまな留学ガイドブック、ムックなどで留学へのアドバイスは語り尽くされています。
AMITY-NETでは、ここでさらにそれを繰り返すのではなく、「自分で留学を手配したい」と思っている方への『エール』として、いくつかの『ヒント』をお贈りしたいと思います。


留学は自分で手配できないだろうか...

留学は『○○留学センター』『○○トラベル』『○○英会話スクール』など、仲介業者を通して手配することもできます。
しかし、パッケージ・ツアーを購入したり、お決まりのメニューをお仕着せられるのではなく、自分の頭で考え、自らの判断で留学を組み立てるといったプロセスを経験することは、人生の大きな自信につながるのではないでしょうか。

大学、大学院の専門課程などへの『学部留学』の場合、その出願にIELTS(英・豪など...)、TOEFL(米国など...)といった英語力判定試験の成績が必要ですので、すでにある程度英語に堪能である場合も多く、また学校の選定についても、学校、教授、職場などのアドバイスや情報によって自分の専門にあった学校がおのずと浮かび上がることから、自分で手配することへの抵抗はないかもしれません。

その一方、『語学留学』の場合にはこれから語学力を身に付けようという段階でもあり、また世界中の多くの学校が対象になりますので、地域の選定についても学校の手配についても、何のアドバイスもなしに乗りだすのは難しいことです。

さて、まず何をすれば良いでしょう。
興味のある学校に手紙、ファックス、E-mailで資料を請求するのが良いのではないでしょうか。そのためには英文でメールを書かなくてはいけません。
「英語でそういうことが出来るようになりたいから留学しようと思ってるのに、今の私には無理だなぁ...」と思ったあなたは、図書館か書店に出かけ、英語で資料請求するための英文サンプルや、準備期間にどれぐらい必要かなどの詳しい説明が書かれている『留学ガイドブック』を手に取るのではないでしょうか。

そうやってガイドブックをめくっているうちに、留学仲介業者の広告に目が止まります。
留学仲介業者はどこも、アドバイス満載の案内書を無料で送ってくれ、おまけに無料説明会まで開いていると宣伝しています。
これを利用しない手はありません。カウンセリングだって無料なんだから、買物ついでにちょっとのぞいてみて、嫌なら帰ってくればいいのです。

多くの場合おそらくこのようなストーリーで仲介業者に頼ることになります。
AMITY-NETは業者の利用を否定するのではありません。
業者を利用することのメリットはあとで紹介します。
ただ、留学の手配を全て自分で行うことは決して難しいことではありませんので、これから語学力を身に付けたいというあなたにもできるということを、まず知って欲しいと思っています。
また、Forumに寄せられている 斡旋業者とのトラブル も、ぜひご覧ください。


『留学生→仲介業者→学校』のしくみ...

留学を仲介業者にまかせた場合には、およそこのような流れになります。
仲介業者の利益は『留学生からの手数料』と『学校からのコミッション』です。
大学への学部留学などでは、通常、大学から仲介業者へのコミッションは支払われませんので、その分、留学生が支払う手数料が高額となる傾向にあります。



仲介業者に手配してもらうため支払われる費用は、『手数料』、『申込金』など、いろんな呼称がありますが、一旦支払うと留学を中止しても返金されないケースもあるようです。
その場合には、『手数料』ではなく『着手金』と考えたほうが正しいと思います。

仲介業者が旅行業者の場合、夏休み、春休みなどを利用する短期留学が多いこともあり、仲介手数料や航空券など全てを含めた日本円によるパッケージ料金になっています。
このケースは法律的には旅行業者の企画するパッケージ・ツアーへの参加ですので、一般のパッケージ・ツアーで、航空代金、ホテル代金、添乗員の手配代金などの明細が知らされていないのと同様、授業料、ホームステイ費用、航空券などそれぞれの明細を知ることは出来ません。
このように出発日があらかじめ特定されているパッケージ・ツアーとは別に、契約している特定の学校への留学を手配してくれる旅行会社があります。この場合は企画されているパッケージ・ツアーへの参加ではありませんので、通常は留学費用の明細を知ることが出来ます。

いずれにせよ仲介業者、旅行会社は留学生から受け取った総額から、その『コミッション』を差し引いた額を学校に送金しています。
つまり『留学生からの手数料・着手金』と『学校からのコミッション』の両方が仲介業者の利益となります。

また、あたりまえですが、留学費用は『現地通貨建て』ではなく『日本円』で支払うことになります。
多くの場合、支払い当日の為替レートで日本円に換算するのではなく、仲介業者が学校に支払うまでのタイムラグで発生しうる『為替差損』を想定したレートが上乗せされています。

自分で手配すればそのぶん節約できるとはいえ、この制度は商取引の常識で考えても『悪質』呼ばわりするほどのことではないと思います。
ただ、この仕組みを悪用し、『為替差損』の常識からはとても考えられないような高額のレートを使用するケースがあります。
これははっきり『悪質』だと言うことができます。
ただ、難しいのはどの程度の上乗せなら常識範囲なのかと言うことです。
これは世界の経済情勢などを考えて自分が納得できるかどうかで、一概にこうだと言いきれる問題ではないだけに難しいのですが、いずれにせよ重要なチェック項目です。


仲介業者に依頼するメリット...

『良心的な仲介業者』に手配を依頼することのメリットは以下の通りです。

メリット1 書類や手続きについて日本語で相談できます。
メリット2 現地で何かトラブルが発生した場合、情報を中継してくれます。
      日本にいる家族が直接英語をしゃべれなくても事情が通じます。
メリット3 オリエンテーションへの参加は出発までの不安を解消する手助けになります。

ただし、あまり期待しすぎるのも禁物です。
例えば、病院の健康診断証明、政府機関の手続きなど本人にしかできない手配は数多くあります。
つまり、留学の手配を全て丸投げのお任せで、あなたはサービスを受けるだけなどと考えるのは間違いです。

また、仮にトラブルが発生しても仲介業者の免責がうたわれた契約書をたてに、トラブルに関係しない業者は多く存在します。
現地での手厚いサポートがあることを前面に宣伝しているような業者でも、必ず、現地でのカウンセリングサポートを受けるための前提条件が設けられ、『「学生寮に住むべし」「車を運転せぬこと」といった厳しい条件を全て満たしていなければ現地サポートは行われない』といった条文が、契約書の端っこの方にうたわれています。
現地での学校、ホストファミリー、寮などとのトラブル原因は業者が意思の疎通を怠っていたことがほとんどです。
現地でのトラブルを日本の業者に解決してもらおうという考えの甘さは現地に行ってはじめて理解できることかも知れません。

現地事務所は名ばかりという業者は数多く存在します。
もし本当にいかなるトラブルでも即刻解決するというサービスを提供しようとすればどれほどの経費が必要になるかを想像してみて下さい。
留学生何人に対して1人の担当者を配置すればいいでしょうか。
もちろんその費用はあなたが負担することになります。

出発前のオリエンテーションや研修は、別に費用が必要なケースがほとんどです。
あたりまえですが、留学業者が利益を追及することは当然です。
雑誌や新聞広告、驚くことにテレビ番組のスポンサーになっている業者だっているのです。それら全てが手数料に上乗せされています。

では、どのような業者が『良心的な仲介業者』なのでしょうか。


仲介業者のチェックポイント...

チェック1 特定の学校をすすめられませんか?

ガイドブックなどで興味を持った学校などを示しても、理由がはっきりしないまま別の学校をすすめられるような場合は、学生の立場にたった留学より事務手続きの効率を優先していると考えられます。
推薦された学校が良いかどうかはともかく、業者の姿勢は好ましいものではありません。
仲介業者は基本的に世界中の全ての学校を扱うことができますので、本来は留学生の希望を考慮するカウンセリングが必要です。
コミッション額を有利に契約するため、同じ学校へ多くの学生を送る仲介業者もあります。

チェック2 学校の作った英文パンフレットと英文の価格表を要求できますか?

不当な為替レートを上乗せする業者は現地通貨建ての価格表を公表したがりません。
円建てのみの価格しか公開していない場合は、必ず多い目にレートを上乗せした価格設定になっていると考えて間違いありません。
できるだけ早い時期に留学費用の請求はどのように行なわれるのか確認しましょう。
それぞれが現地通貨建ての価格表にもとづいて請求されることを確認します。ホームステイ費用や、空港への送迎などのオプション費用も確認しましょう。もし支払いの段階で悪質業者であることが判明しても、別の業者から再度手配するのは期間の問題から難しいものです。泣き寝入りすることのないよう注意しましょう。

チェック3 『国際交流』『ボランティア』などのキーワードに盲目になっていませんか?

国際交流ボランティアインターンシップを全面に押し出している斡旋業者は多く存在します。
「海外で日本の文化を教える」「ボランティアをしながら」は、ただの留学と違う崇高な目的を感じさせてくれます。
東洋の島国『日本』のことを知らない人は世界中に多く存在します。そういった人たちに、何かを伝え理解を深めること。老人、身体が不自由、孤児といった介護が必要な人の役に立つこと。これらは、とても素晴らしいことだと思います。
その素晴らしい目的のために行動しようと決め、それらの団体に連絡をとり、とても良心的で親切な対応に安心し、意を決して腰をあげたあなたに請求される費用は本当に適切な金額でしょうか。ぜひ、Forumに寄せられている みなさんの投稿 をご覧ください。


冷静になって考えれば何か違うと感じるはずです。
このような目的をもった留学は熱意なしには考えられませんが、発熱状態の中で全てを受け入れるのではなく、必ず解熱する必要があります。

ホームステイ費用などの「住い」にかかわる費用は当然必要ですが、目的である仕事を経験させてもらうために現地の団体、学校、企業などにいったい幾ら支払うことになるのでしょうか。
必ず現地には、そのような制度に基づいて手配をしているエージェントが存在します。現地の語学学校もそのようなプログラムを持っています。

新聞広告や、雑誌、テレビ番組など、どこででも目にするような派手な宣伝をしている日本の業者が設定している参加費用は、あまりにも高額で目に余るものがあります。
現地のエージェントで手配した場合の3倍という恐るべきケースもあります。
これらの業者は決して現地通貨建ての明細を公表しないところが共通点です。
業者が支払っている航空運賃、滞在費などの総額はいったい幾らなのでしょうか。
あたりまえですが、あなたが支払う費用との差額は営利企業である業者の利益となります。決して現地のボランティア団体などに寄付されているのではありません。

留学で『住い』と『食事』にかかる費用は月に10万円あれば十分です。
『国際交流』や『ボランティア』をうたった業者のプログラムと、政府が援助している『青年海外協力隊』『JICA』などは全く違います。
これを混同することは危険です。

業者が提供する『ボランティア』や『国際交流プログラム』の主旨や活動に問題があるかどうかは別にして、いえ問題がないどころか称賛に値するとしても、それに賛同して実際に参加する人の支払う費用があまりにも高額であれば問題です。

事前研修などのオプションを豊富に用意し、そのオプションに高額の参加費用を設定し、プログラムに参加することの前提であるなどとアナウンスしているような団体は、完全に主旨から外れていると言わざるおえません。

また『審査費用』や『登録費用』などの名目での、決して返金されない手数料が設定されていることも特徴です。注意して下さい。

ちなみに現地の語学学校が設定する『Work Experience』などの職業体験コースでも、参加者は自由に職業を選択することが出来ます。
職場として現地の小学校を手配してもらえないか、老人ホームはどうか、また現職と同じ業種を現地の企業やお店で体験してみたいなど、実に自由に、しかも納得できる費用で事前の語学研修からフォローアップまでを安全に設定することが出来ます。


自分で手配しない方がいい人...

未経験のことは誰でも不安です。
そのような不安を自らの力で乗り越えた自信によって、人間は変化し成長するものです。
ここまでを読んでみて、あまり意欲がわいてこない人、どうも面倒くさそうだなぁという意識が優先する人は、やはり良い業者を探して手続きを依頼するほうがよいのかもしれません。

ただ、『自分で手配しない方がいい人』イコール『英語ができない人』とは決して考えないで下さい。『本当に成長したいと望んでいない人』こそが、『自分で手配しない方がいい人』なのです。

学校に資料を請求することから、学校が送ってきた英語のパンフレットを読むことから、日本にいながらにしてあなたの留学ははじまるのです。
このような手配そのものを留学の一部と捕らえ、ステップを登る第一歩と考えることはできないでしょうか。
学校にメールを出したり、学校から来たメールを手探りで真剣に読むということで、何かを学ぶこともできるのです。
そういう意欲的な人こそ、自分で手配し自分で決めた留学を手に入れることに向いている人だと思います。

もし、あなたの中で「チャレンジしようかな...できるかな...」という思いがループしているとすれば、ぜひ思いきって挑戦してみることをお奨めします。
自分でつかんだ留学を機会にきっと何かが変わります。

留学は、業者にオーダーして受身で得られるサービスではありません。あなたの人生を変えるかも知れない大切な選択なのです。
人まかせにして後悔することのないようにしましょう。




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